馬医

馬医

17世紀・朝鮮王朝時代-。 共に医学の道を志し、身分を超えた友情で結ばれた三人の若者、カン・ドジュン(チョン・ノミン)、イ・ミョンファン(ソン・チャンミン)、チャン・インジュ(ユソン)は互いに腕を磨き夢に向かって歩んでいた。 しかし、ある時朝廷内の陰謀による昭顕世子暗殺事件に巻き込まれ、その友情は悲しくも崩れてしまう。 イ・ミョンファンの裏切りからカン・ドジュンは世子暗殺の罪をかぶせられ処刑に…。 その後、罪人カン・ドジュンの息子として生まれたクァンヒョン(チョ・スンウ/少年時代:アン・ドギュン)。 即刻、処刑されそうになるが、女児なら処刑を免れるため、カン・ドジュンを慕う奴婢(ぬひ)ぺク・ソック(パク・ヒョッコン)が自分の娘チニョン(イ・ヨウォン/少女時代:ノ・ジョンイ)とすりかえる。 一命を取り留めたクァンヒョンは、奴婢として牧場で育てられ、やがて腕利きの馬医へと成長をしていく…。

恩返しをするためにペク・ソックは自分の娘とトジュンの息子をすり替える。十二年後。真実が明らかになることを恐れたソックはトジュンの息子クァンヒョンと小さい島でひっそりと暮らしていた。しかし、都に憧れていたクァンヒョンは仲の良いオ・ジャンバクと島破りを決行。都に出たものの田舎者のクァンヒョンはヨンダルにだまされ子供の盗み一団に荷物を取られてしまう。荷物を取り戻す過程でクァンヒョンとヨンダルは殺人を目撃してしまう。

ミョンファンが人を殺すところを目撃し追われる身となったクァンヒョンとヨンダル。ヨンダルが捕まってしまい、彼女の仲間と彼女を助けに行くクァンヒョン。駆けつけてきたソックの助けもあり何とか救出に成功する。だがミョンファンの策略で今度は兵に追われることに。逃げる途中、ソックが体に矢を受けてしまう。苦しみの中、彼はヨンダルが自分の娘だと気づく。追っ手のせいで医師を呼びに行くが失敗。戻った時にソックは…。