ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル

ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル

塾講師のバイトをしながら、教壇に立つ日を夢見ていたコ・ハヌル(ソ・ヒョンジン)は、テチ高校の臨時採用で、念願の教師になる。毎年の契約更新に怯える臨時採用とはいえ、教師は教師。ハヌルは、初めて学校で教えることに胸を躍らせていた。ところがいざ学校に行ってみると、学校の上層部に自分の叔父がいることを知る。数年に一度会うか会わないかの叔父の勤務先など、ハヌルは知らなかったのだ。そんな事情を知らない先輩教師や同僚から“コネ採用”と冷ややかな視線を浴びせられ、辞めるかどうか考えあぐねるハヌル。すると、上司のパク・ソンスン進学部長(ラ・ミラン)から「生徒を見捨てる教師は、他の場所でも教える資格はない」と諭される。始業式の日。ハヌルは決意を新たに、学校へと向かう。学校に着くと、受験の相談をしたいという保護者が突然学校を訪ねてくる。ハヌル以外の進学部の教師が不在だったため、ハヌルは塾での経験を活かして対応し、保護者の好感を得ることに成功するのだが…。