THE DAYS

THE DAYS

2011年に起きた福島第一原子力発電所事故を7日間にわたって描く。政府、企業団体、命を懸ける人々の3つの視点から。あの日、あの場所で本当に何が起こったのかに迫る。 国: 日本 ステータス: 完了 発売年: 2023 ジャンル: ドラマ 出演:小林薫(1951年)、小日向文世(1954年)、六坂直政(1954年)、竹野内豊(1971年)、役所広司(1956年)

第1回『福島第一原発は水没しました』2011年3月11日、日本の首都・東京から225キロにある福島第一原発を高さ15メートルの大津波が襲った。波に飲まれた4基の原子炉は冷却機能を失い、暴走を始める。

第2回『避難の必要はありません』事故の詳細を知りたがる日本政府。政府からの問い合わせに対し、福島第一原発の回答は「何もわかりません」の一言だった。現場が何か隠しているのではないかと訝しがる政府。政府は会見で「あわてることなく自宅で待機するように」と国民に伝える。

第3回『放出する放射性物質は少量です』冷却機能を失った原子炉では核燃料が溶け始め、原子炉格納容器の圧力が上昇を続ける。このままでは格納容器が破裂すると判断した東電は、内部のガスを大気中に放出するという手段を選択する。

第4回『福島を見捨てることになる』全電源を失った状況では、遠隔スイッチで格納容器内のガスを放出することはできないため、人間の手で行うこととなる。運転員の何人かが後ろめたさを抱えながらも「この場から避難したい」と言い出す。

第6回『俺は生きて帰るわけにいかなくなった』必死の作業の末、格納容器の圧力がわずかだが下がったという報告が入る。東電本店からは「今がチャンスだ」とさらに作業を急ぐように指示が下るが、所長は「もう少し様子を見たい」と断るのだった。