相続者たち

相続者たち

 帝国グループの御曹司で眉目秀麗のキム・タン。一見、何不自由なく育っているように見えるタンだが、実は愛人の子と疎まれ、逃げるようにアメリカへ留学し空虚な日々を送っていた。一方、口のきけない母を持ち、幼い頃から苦労して育ったウンサンは、アメリカに嫁いだ姉を訪ねてきた。しかし、そこに待ち受けていたのは嘘だらけの現実だった。そんなアメリカの異国の地で、出会ったタンとウンサン。心を通わせ始める2人だったが、タンにはラヘルという婚約者がいることを知ったウンサンは韓国へと戻っていった。そんな中、タンも3年振りの帰国を決意をする。彼が戻る名門私立高校はその名も「帝国高校」。学校内には大きく4つの階級が存在する。いずれは会社を相続する真の財閥2 世、3世集団の「経営相続者集団」、経営権争いでは外されたが生まれたその 瞬間から多くの株を所有している「株相続者集団」、お金より名誉を大事にする法曹界、医学界、学者、政治家の2世、3世集団の「名誉相続者集団」、そして世間の評価を気にして仕方なく入学させた経済的な面以外の様々な理由でもこの学校には相応しくない「社会配慮者集団」。そして再び、タンとウンサンは運命の再会を果たし、それぞれの人生が動き始める…!! (全25話・字幕)