康熙帝~大河を統べる王

康熙帝~大河を統べる王

清の第4代皇帝・康熙帝の善政に努める情熱と葛藤を描く本格時代劇。2022年11月に中国で放送・配信が始まると視聴率トップを独走し、累計再生回数12億回を突破した大ヒットドラマがWOWOWに登場する。
監督・脚本は、大ヒット時代劇「大明皇妃 -Empress of the Ming-」を手掛けたチャン・ティン。出演は、康熙役を「王女未央-BIOU-」のルオ・ジン、黄河の治水に尽力する2人の主要人物のうち陳オウ役を映画『少年の君』のイン・ファン、キン輔役を「大明王朝 ~嘉靖帝と海瑞~」のホァン・チーチョンが演じ、さらにシー・メイチュアン、リャン・グァンホアら実力派俳優が名を連ねる。
黄河の治水という康熙帝の功績の一つをテーマに、朝廷の熾烈な権力闘争が歴史絵巻のごとく展開。放送終了後も口コミで話題が広がり、評価サイトDoubanで8.3(2023年3月時点)と非常に高い評価を得るなど、クオリティーの高さは折り紙付きだ。
広大な“川”を造り撮影した黄河の氾濫シーンなど迫力の映像も見どころの一つ。2022年の中国ドラマ界を席巻した超話題作をお見逃しなく!

<ストーリー>
康煕15年、降り続いた長雨で、康煕帝(ルオ・ジン)の願いもむなしく黄河は氾濫し甚大な被害が出る。自ら先頭に立ち堤防を守っていた安徽巡撫のキン輔(ホァン・チーチョン)は、責任を問われ都に移送される。その途中、科挙受験のために上京していた陳オウ(イン・ファン)と出会ったキン輔は、彼の才能を朝廷に伝える。
「三藩の平定」、「漕運(水運)」、そして「黄河の治水」に注力していた康煕は、清廉で実直なキン輔を河道総督に任じ、科挙には落第したものの治水に関しては確かな知識と熱い情熱を持つ陳オウを幕僚として登用する。不正や汚職、利権をむさぼる役人たちに振り回されながらも、キン輔と陳オウは黄河の安定を目指し大工事に挑んでいく。