孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜
大ヒットドラマ「琅や榜(ろうやぼう ※「や」は、王ヘンに邪)~麒麟の才子、風雲起こす~」の制作会社が贈る歴史大作ドラマ。唐の滅亡から五胡十国時代を経た北宋の時代を舞台に、第4代皇帝・仁宗(じんそう)の皇帝としての功績と、一人の人間としての心の動きを丁寧に描く。「琅や榜」から5年ぶりのワン・カイの古装時代劇への出演作ということで多くのファンが注目!原作は女性作家・米蘭Ladyによる小説「孤城閉」で、中国最大のレビューサイト「豆瓣」では8.6の高評価を獲得した。
【あらすじ】
北宋の皇帝・趙禎(ちょうてい)(後の仁宗(じんそう))は自分を育ててくれた太后の劉娥(りゅうが)が生みの親ではなく、生母は太后の婢女を務めていた李蘭恵(りらんけい)だったと知る。申し訳ない思いと李家への恩返しから、趙禎は愛娘の徽柔(きじゅう)を、李家の子孫・李うぇい(※「うぇい」は王偏に韋)に嫁がせる。朝廷では慶暦の新政をめぐり、大臣たちが激しく対立していた。趙禎はその狭間で公正中立を旨に各派の調整を図りながら治世に努めていた。徽柔には幼馴染みの内侍・懐吉(かいきつ)という思いを寄せる男性がおり、趣味も性格も合わない朴訥として平凡な李うぇいをどうしても好きになれずにいた。ついに嫁ぎ先を飛び出し、宮廷に出戻ってしまうが、それは社会規範を犯す大罪だけでは収まらず、趙禎の国政を揺るがす一大騒動に発展する。風雲急を告げる天下の行方、そして徽柔が辿った壮絶な運命とは…。