東宮~永遠の記憶に眠る愛~

東宮~永遠の記憶に眠る愛~

"テレビドラマの女王"と呼ばれるヒットメーカー"匪我思存フェイウォスツゥン"の同名小説が原作!! これまでに23作品がテレビドラマ化、映画化され、そのほとんどの作品がヒット!本作の小説はタイ語、ベトナム語に翻訳され、台湾、マレーシア、シンガポール、ブルネイで放送された人気作! 四つの国それぞれの宮殿装飾や衣装を地理的な位置関係や中国古代地図上に当てはめ、実在しそうなクオリティを追及。異国情緒ある中に伝統的な中国的な要素を取り入れたデザインは、必見!

【ストーリー】

その昔、中原の豊朝れいちょう、西域の西州せいしゅう、移動を続ける民の国・丹蚩たんし、老王の治める朔博さくはくという四つの国は勢力を競いながらも、互いに政略結婚を重ね戦乱の危機から免れていた。そんな中、西州王の姫・曲小楓きょくしょうふうにも豊朝の皇子との縁談が持ち上がる。だが、美しく奔放な小楓は「知らない人に嫁ぐのはイヤ」だと拒み続けていた。その頃、豊朝では皇太子・李承稷りしょうしょくが父である皇帝の怒りをかっていた。李承稷は、皇太子を廃せられた上、和親の使節として西州へ向かうよう命ぜられる。皇太子を慕う第五皇子の李承鄞りしょうぎんも同行を申し出て一行が西州を目指した矢先、一行は何者かに襲われてしまい、李承稷が殺されてしまう。そして、重傷を負い砂漠を彷徨う李承鄞の前に、美しい西州の女人が現れる…。